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今の季節に染める
少しづつ秋空が現れ、虫の音と涼しい風を感じ、日差しが和らいできました。
タデ藍が徐々に小さな花を咲かせる頃です。

この時期、当店のお客様で人気の、たで藍の生葉染めと藍の乾燥葉での煮染め。
タデ藍の生葉染めは、葉を摘み、ミキサー等で細かくし、搾り汁を染め液として使用します。


絞り汁に浸かっていた時の緑みを帯びた色が、空気酸化し水洗いすると水色に変身。
本格的なすくも藍発酵建てよりも淡くて色落ちし易いですが、美しい色です。
お次は、タデ藍の乾燥葉で煮染め


青みを帯びたタデ藍の乾燥葉を煮て、ハイドロとソーダ灰を使い染めます。
写真の左は鹿の革、真ん中は綿生地、写真の右は絹生地。
今回ご紹介したものは、あまり出来の良くないお手本です。
自然の色は一期一会。
是非、貴方色に挑戦してみてはいかがでしょうか?