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命の一部

先日テレビで北海道の羊飼いの方の暮らしを見た。


夏は気持ちがよさそうだけれど冬は見るからに厳しそうな、広い広い大地での暮らし。


命のサイクルを見守り、時に困難を乗り越え大事に育てる羊飼いと、それに絶対的な信頼をおいている買い手側。一つ命は散るけれど、そこには関わる人達のとても真剣な月日と意思が織り込まれている。


食肉となった後の副産物として、皮革が生まれ、私たちの手元にも届く。

9月に入荷したムートンが、ありがたいことにほとんどお嫁に行き、きっと今頃それぞれの作家さんの下でまた真剣な思いと向き合って何かに生まれ変わろうとしていることでしょう。

そしてまたお店に新しい毛皮達がやってきた。



くるくるやツヤツヤなムートンや




ふかふかのラビットファー。


前回入荷した分より全体的に小ぶりなものが多いので、小物や部分使いに活躍しそう。


巡り巡る命の一部である革、毛皮は特に感じやすい。手にのせて想像すれば、命の尊さと、携わる人々の真剣さが伝わってくる。

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