ランドセルの話

最終更新: 2月26日

あとほんの一か月とちょっとたったら、春の陽気の中をピカピカの大きなランドセルを背負った一年生たちが歩いている時期。



自分が小学生だった時、六年間ランドセルを使う人は珍しかったけど、時代なのか土地柄なのか、今の博多の小学生は六年間使うのが一般的らしい。


最近のランドセル、高品質の人工皮革クラリーノなどが開発されてからは、作られる9割程が人工皮革のものになっている。人工皮革のランドセルの良さは、軽い、丈夫、水に強い、傷もつきにくい、手入れもいらない、色も豊富、本革より安い、と子供の使う鞄としてとっても魅力的!本革ももちろんいいけれど、そういった改良されたものも、状況と環境とでうまく選んでいったらいいかなぁと思う。


そんな中でも3、4割のご家庭で本革のランドセルが選ばれている模様。


ちなみに私のランドセルは本革の中でも高級なコードバンだった(←自慢しているわけではないがほんとに高級)。

小さいころから革には興味があって、「とてもいい馬の革だよ」と説明されてから、馬がどう革になるかはいまいちピンとこないまでも、馬からもらっている価値みたいなもの、モノの中の命みたいなものはしっかり感じ取っていた。普段ランドセルに意識をもってはいなかったけれど、まわりがリュックになっても結局六年間使い続けて、革の鞄の経年変化は見て感じる経験になった。

雑には扱っていなかった方だけど、手入れをすることもなく、潰れることも壊れることもなかった。ランドセルの匂いは今も思い出せる。


さっき人工皮革の良さで軽い、と書いたけれども、本革でも人工皮革でも体に合わなければ重く感じるし、数字で見れば重くても体に馴染むのであれば軽く感じるから、肩紐や背当てのクッションなど、実際本人に背負ってもらって選んだらいいと思う。靴選びと同じ!成長していく自分に馴染むという点では、本革はやっぱりいいだろうなぁ。


以前お店にやってきた鞄職人さんが言っていた話で、ランドセルはもし子供が水に落ちても浮くように設計されているんだって。本が中に入っていても。いやむしろ、本が入っていた方が浮力が強いらしい!


ランドセルを特集したLEATHER CRAFT VOL.13は作る気がなくても見ているだけで結構面白く、まさにクラフトマンシップの集大成!小学生の荷物もこれからまたタブレットの普及などで変わっていくのかな?ランドセルもどう変化していくのか、たまに思い出してチェックしてみたい。












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