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高ぶる秋の気分

昔から、店に並ぶ洋服が夏物から秋物にガラッと変わった頃が、一年の中でも一番おしゃれしたい!という熱がみぞおちあたりからグォォッと湧き上がってくる時期だった。革好きにとっても夏はちょっと暑かったりだけれど、秋となると革の本領発揮という気がする。革の出す独特の色や温かみのある風合いがファッションを一味も二味も面白くおしゃれに見せてくれる。

先日いづみ恒商店の靴工房パンチャに寄ってきた。ぎしぎしと板張りの床を鳴らしながら、スタッフの履く革靴もちらちら見つつ、革靴いいなぁと自分の持っている革靴のことを思い出していると、ガラスケースの上に革の鞄が並んでいるのに気が付いた。

鞄職人さんが作った鞄だそうで、マチが広くとられていて丈夫そう。荷物が入っていないときはマチの部分はぺたっとつぶしてしまえばいいみたい。贅沢に使った革の良さと、シンプルなデザインにつまった鞄職人の技術が自分にどんどん馴染んで、使っていくうちに頼りにしてしまう存在になるんだろう。

その他に革のボールペンも。革のボールペンは汚れてもいい感じに風合いが出て、仕事をするのもちょっと楽しくなりそう。服のポケットにさしたりしてみたい。

台風が去って暑さが吹き飛ばされて、なんならコロナウイルスも吹き飛ばされてないかなぁーと期待しているこの頃。ファッションの秋、芸術の秋、動ける範囲でめいっぱい取り入れていきたい。

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