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自然素材の藍染エコラップ

7月1日から日本でもレジ袋の有料化が始まった。2050年の海では魚の数よりプラスチックごみの数の方が多くなるというし、行動していくことで想像上の未来がきれいな色に変わっていくから、けっこう楽しみだったり。

エコやスローライフが流行の最近は、いろんなところで古いものが新しく形を変えて登場して面白い。今回は藍と櫨蝋を使って作ったエコラップのお話。

たまたま櫨蝋(ハゼロウ・・・櫨の実からとった蝋)がたくさんあって、どうしようかなぁと考えていたいづみ恒スタッフが、育てている藍の生葉のきれいな色を残したくてちょっと手仕事。綿や麻は生葉だと染まらないけれど、木槌で叩き染めにしたところ、葉っぱたちの姿がしっかりうつった。

それが乾いた後に櫨蝋でコーティングすると、すべてが自然材料でできたエコラップに!

今回は九州でよく見かける櫨の蝋を使ったけれど、もちろん蜜蝋で作って大丈夫。 平らな板を用意して、その上に新聞紙、クッキングシート、布をおいて、スライサーでフレーク状にした蝋を散りばめ、アイロンで溶かしコーティング。

ものごとが変わっていくことは自然なことで、葉っぱも然り。だけれども、大事に育てた一枚一枚がいたことを形にのこせて、出来上がったこのエコラップを大事そうに広げて見せてくれた姿が、とても印象的だった。手のひらに、「心」がいっしょにのっているようだった。

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