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もこもこ達の持つ力

この冬、たくさん入荷したムートンやラビットファー。

なかでもどんどん連れて帰ってもらえているのがベビーラム。特に女性に大人気。




こちらはお客様とスタッフがそれぞれ作ったベビーラムのミトン。の失敗作。

どこが失敗だったかというと…?

左は、親指を広げる角度が狭すぎた!!んだそう。

右は、親指の幅を広くしすぎた!!全体的に大きすぎた!!んだそう。


革を切るのははさみかカッターで、カッターの方が切りやすいかもとのこと。せっかくの毛を切らないように、スエード面を上にして少し浮かせるようにしてピリピリと刃で切っていく感じ。


通常革を縫うときは事前に菱目打ちなどで穴をあけ、針を通していく。ベビーラムは薄いので穴をあけずに三角針でそのまま縫っても良さそうな気もしたけれど、実際やっぱり穴を開けてからの方が楽だったそう。ちなみに型紙を作る時は片手分を反転して作らずに、それぞれ実際に左右の手を合わせて型をとった方がいいもよう…。なぜかずれが生じるみたいで…。


ベビーラムは生後一週間ほどの赤ちゃん羊の毛皮を指すのだけれど、ベビーラムに限らず羊の毛皮・ムートンにはとても嬉しい特徴が。ちょっと書ききれないくらいなのでその一部をご紹介。


まずはやっぱり保湿性。可愛らしい羊の毛は、あらゆる繊維の中でも最大の水分率と言われており、それゆえに熱伝導性が低く、その一本一本が複雑にくるくると巻かれてたくさんの空気を含んで保温性を高めている。


そして羊の毛や毛皮についているオイルは、化粧品などにも使われる成分ラノリンのもと。赤ちゃん用などにも用いられていて敏感肌の方にも安心の保湿成分で肌を包むことができる。


しかも。吸湿性・放湿性にも優れているので汗でべた付くこともなく、オーストラリアのサーファーは夏でもムートンの靴を履いているとか・・・?ちなみに私の故郷の、夏にはとりあえずたくさんの人が集まる大きな浜辺では、流行に敏感そうなAクラスの姐ちゃん達も、悩殺によろめく周りの輩も、夏の浜辺でムートン履いている人は見たことがないけれども、日本の高温多湿ではどうなのか…。まだ試していないので検証済みの方は是非ご報告を!




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